肥満とその他の疾患について

呼吸器疾患や生殖機能障害、非アルコール性脂肪肝、胆嚢疾患、骨関節炎、あるいはある種のがんに罹患するリスクが肥満により上昇すると言われています。過体重と肥満が疾患予後や死亡率と関連あるかどうかは現在進行中の研究課題であり、近年発表された報告では逆の結果も見られています(Mokdad et al., 2004; Flegal et al., 2005).。例えば、肥満は心不全のリスクを増加させるが、ある研究では心不全患者間で比較すると、肥満患者の方が疾患予後が良いという結果が出ています(Curtis et al.,...

歯周病はどうしてなるの?

 口の中には数百種類もの細菌がいます。だからといって、すぐに歯周病となる訳ではないのです。 歯磨きが上手にできなかったり、歯ブラシが届かなかったりすると、そこに細菌が集まって、歯垢(バイオフィルム)となります。 歯垢をそのままにしておくと歯周病原性細菌の活躍の場となってしまいます。また特に強力な歯周病原細菌が、突然人から感染によって入り込むこともあります。 歯垢の中の細菌が身体に侵入しようとすると、白血球が戦いに挑みます。この時点では歯茎が少し腫れています。これを歯肉炎といいます。...

以前

こんにちわ。 野坂家の愛犬(駄犬?)ことポチです。    今日は「タバコの害」について考えてみようと思います。 先日、「バカの壁」で有名な養老先生が「タバコすって癌になるって証明できるのか」って論旨を ある雑誌に載せたそうですが…   今日、肺の専門の先生とばったり会ったので聞いてみました。 そしたら「肺癌は喫煙者で明らかに2倍ぐらいの発症リスクがあるんだよ」とのことでした。 あくまでも「統計学的」データらしいですが。 直接の因果関係は現時点で判らなくても不気味な結果ですね。  ...

肥満について

歯周病のリスクとしては、喫煙が一番で、次に肥満とされています。 肥満と歯周病の関連に関する最初の報告は1977年に肥満のラットで報告されました。 肥満の動物は非肥満動物に比べ、歯槽骨(歯の周囲骨)吸収が強いことが示されています。 肥満があったとしても健康な口腔環境では歯槽骨の骨吸収は無いのですが、いったん細菌性のプラーク(歯のよごれ)が蓄積されると、歯周炎は肥満動物の方が激しいようです。...