呼吸器疾患や生殖機能障害、非アルコール性脂肪肝、胆嚢疾患、骨関節炎、あるいはある種のがんに罹患するリスクが肥満により上昇すると言われています。過体重と肥満が疾患予後や死亡率と関連あるかどうかは現在進行中の研究課題であり、近年発表された報告では逆の結果も見られています(Mokdad et al., 2004; Flegal et al., 2005).。例えば、肥満は心不全のリスクを増加させるが、ある研究では心不全患者間で比較すると、肥満患者の方が疾患予後が良いという結果が出ています(Curtis et al., 2005).。さらに、いくつかの研究ではBMIと死亡率がU型関連を示していて、すなわちBMIがおよそ25.0で死亡率が最低となり、これ以上又はこれ以下のBMIでは死亡率が増加するという結果を示しています。(Troiano et al., 1996; Calle et al., 1999; Flegal et al., 2005).
やせればいいというわけではなく、栄養状態を良好に保ちつつ全身管理する必要があるようです。
情報で太った方がいいと間違った情報が出ることもあります。ある特定の疾患ではそうのような結果がありますが、やはり肥満はそれ以上にリスクが高いようですよ。
米子 歯科 野坂
