サイナスリフトの論文

2010年04月15日 | 未分類

現在は昔のように自分の骨をとってきて、移植することが患者にとって利益があるのかという論議がよくされています。

そのなかである論文を見つけました。

その概要として

①下顎骨のオトガイ部からの自家骨移植したサイナスリフト②100%β‐TCPを用いたサイナスリフト期間;4年~5年の経過をみた論文です。

要するに人工骨だけと自分の骨をいれたインプラントの予後について検討されていますが、どちらも差がないようです。

Long-term changes in graft height after maxillary sinus floor elevation with different grafting materials: radiographic evaluation with a minimum follow-up of 4.5 years

Clin Oral Implants Res. 2009 Jul;20(7):691-700.  

患者さんにとって楽な方法であれば、人工骨だけを使用する方がよいのではないかと私は思います。

上の論文はサイナスリフトといって上顎骨にインプラントを入れるときに骨不足の場合に行う方法です。昔は腸骨や、おとがい部から骨を採取していました。

現在はとくに初期固定が十分であれば人工骨だけでも十分ではないかといわれています。

 

米子 歯科 野坂